1976年ママコ・ザ・マイムより独立したあらい汎が三軒茶屋のタップダンススタジオを週2日借りて開講。
それまでは、都内の公民館などを借りて身体技術の訓練を、歌手、ダンサー、若き俳優に呼びかけて開催してきている。
その後渋谷の倉庫屋上のペントハウスを舞踏集団と共同で借り受ける。外部公演以来、イベントへの出演依頼が増えるにつれ、池袋のビルをスタジオとして借り受ける。しばらくして階上に事務所を設置。
1992年太田省吾率いる転形劇場解散に伴い当時のT2スタジオを引き受けスタジオPACとして開設。2000年当時のクラウンカレッジジャパンを吸収合併。パフォーミング・アーツ・カレッジとして開校。2013年9月板橋の地下室にスタジオを移転。新たな協育機関として開講。
スタジオ開設に当たり、ヨーロッパの技巧であるパントマイムテクニックを日本人の身体で見直すことを柱にスタートしました。
1、肉体とは何か。肉体言語とは何か。肉体はしゃべるのか。
2、物真似とは何か。マイムテクニックとは、いかなる欲求から生まれた俳優術なの か。無対象とは何か。何故無対象なのか。
3、沈黙とは何か。何故パントマイムは、無言なのか。何故無言だとパントマイムなのか。
4、何故顔は、白なのか。何故口は大きく赤いのか。
等の疑問を提示し一つ一つに納得のいく根拠を見つけ、自分たちのマイムを見つけようと出発したのです。
以来、40年、西洋テクニックを解析しつつも、日本人である身体や考え方に即し、受講生個々の個性を尊重した教育を心がけて指導しています。
パントマイムを基本として演劇の出来るパフォーマー、クラウンの養成をを心がけ、多くのマイム演技者を世に送り出している。文化庁の助成による海外研修生をフランス、ドイツ、スイスなどに送り出している。
国内で活躍するパフォーマー:やまけいじ、松元ヒロ、典正(テンショウ)、あさぬまちずこ 山本光洋、神雅喜、ショータイム・マジック(きらりん、林太一)藍義弘、KAMIYAMA、みぎわ、金井圭介、くるくるシルク、まろ、五十嵐祐介 他。
海外: 檀上花子(フランス)、村山真哉(イタリア)、望月康代(フランス)
短期研修生としてきた方々: 前田美波里さん 千葉真一さん 江口洋介さん 瑛太さん 黒木華さん 松村邦弘さん 木の葉のこ 他、俳優、歌手、お笑い芸人さん、マジシャン等。
令和2年度 マイム教室・月曜日・木曜日 19:00〜21:00 1回 2500円
受付中 03-6905-8908
主なレッスン内容
基礎肉体づくり 表現するために必要な身体作り。肉体の分離と統一。重心移動。緊張と弛緩。
マイム授業 マイムテクニック 演技術&即興マイム。課題作品。創作。
クラウン授業 クラウンスキル(各種ジャグリング) クラウニング(クラウン演技術) 即興。
メイク授業 メイキャップ(クラウンメイキャップ、ショーメイキャップ) キャラクターの確立。
衣裳(衣装づくり) クラウン衣装(だぼパン、蝶ネクタイ、前垂れなどの製作指導)
初心者歓迎。ご参加の方の経験、実力に合わせ、ご指導いたします。また、将来の希望により、課題を提示、初期テクニックから、御希望により個人レッスンも行い、作品監修も行います。